こんにちは！

今日は先日の続き…

白髪に対してのカラーリングのお話です。

主に白髪をカバーするカラーリングは以下の3つの種類に分けられます。

１. 酸化染毛剤　（ヘアカラー）

一般的な白髪染めといえばコレ。色味が豊富で明るさも選べます。

脱色と発色を同時に行うため、多少のダメージがあります。

白髪を染められるものとそうでないものがあり、白髪のまだ少ない方にたいしてはそうでないものに混ぜて使用する事も多いです。

なぜなら白髪の方がキューティクルが強く、薬剤の処方も若干強めだからです。

blalaでは黒髪部分へのダメージを最小限にするため、白髪の割合、髪質やご希望の色味を考慮して配合を考えます。

２. 酸性染毛料　（ヘアマニキュア）

ヘアマニキュアにはブリーチ作用はなく、染料は髪の表面とやや内側に入ります。毛髪へのダメージはほとんどありません。

むしろツヤが出ます。

脱色作用がないので髪にダメージはないが、明るくすることが出来ません。

毛髪内部に染料は入らず、コーティングするように染まるので、シャンプーする度に色落ちしていきやすいです。

地肌に付くと落とすのが困難なので、どうしても根元ギリギリの部分は染まりが甘くなります。

毛が細い方やハリコシが欲しい方、今までカラーリングはしていなかったけど最近白髪が気になる…そんな方にオススメです。

３.ヘナカラー

ヘナカラーとはヘナの葉を乾燥させたものを染料として用いて髪を染めることです。

ヘナは昔から染料として広く使われていました。有名なクレオパトラもネイルをヘナで染めて楽しんでいたという話が伝わっています。インドでは特に親しまれており、伝承医学のアーユルヴェーダでハーブとして使われていたり、髪を染める染料として利用されたりもしていました。

ヘナカラーにも脱色作用はありません。髪にダメージもありません。　

しかし100%純粋なヘナはオレンジ色なのでオレンジ色にしか染まりません。

そこでblalaでは少量の化学染料（ジアミン）を配合したヘナもご用意してあります。

これですと、地毛に近い茶色でしっかり白髪を染める事ができます。

一言に白髪染めといっても、これだけの方法があるんです！

blalaにご来店の際にはお客様の御希望の仕上がりを伺い、それぞれのメリットとデメリットをご説明の上にご相談させていただきます。

薬局でもカラーリング剤は手に入りますが、あれは　私たちが使っている物とは違います。

ホームカラーは正直オススメしません。間違いなく髪を傷めます。

その理由についてはまた今度…

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

今日も良い1日になりますように⭐︎

2017.06